若ハゲ

若ハゲに効果があるのはどれ?遺伝にも負けない!?対策方法9選

遺伝にも負けない若ハゲ対策

若ハゲの最大の要因は遺伝と言われており、「遺伝なら諦めるしかない…」と考える人も多いでしょう。たしかに遺伝の影響はとても強いですが、努力すればその影響に変化を与えられます。

そこで今回は『遺伝にも負けない若ハゲ対策』について、とくに効果がありそうな対策法を集めました。若ハゲに悩む人は諦めず、今回紹介する方法をぜひ活かしてください。

1.若ハゲ防止が期待できる食べ物を活かそう!

若ハゲは『食生活の改善』も効果があるため、以下のような『育毛効果が期待できるもの』を活かすのがおすすめです。

たんぱく質を含む食品
大豆や納豆に含まれる植物性たんぱく質は髪の毛の生成を助け、さらに若ハゲを加速させる5αリダクターゼを抑制するため、積極的に食べましょう。

亜鉛を含む食品
亜鉛は髪の再生に必須で、5αリダクターゼも抑制してくれます。豚レバーや煮干しを摂取することで、薄くなった髪によい影響を与えてくれるでしょう。

ビタミン類を含む食品
ビタミン類にはさまざまな効果がありますが、主に代謝や血行を良くする効果があり、血行が良くなれば頭皮にも栄養が行き渡ります。ほうれん草やグレープフルーツを活用することで、髪も元気になるでしょう。

もちろんその他の栄養もバランス良く摂取すれば、さらなる効果を期待できますね。

育毛のために控えたい食べ物とは?

食べ物によって育毛効果が期待できるように、育毛を妨げる食べ物もあります。

脂質を含む食品
脂質を摂り過ぎると頭皮の脂分も増えてしまい、毛根が詰まりやすくなって若ハゲが進行しやすいです。血行も悪化するため、脂質の多い牛肉やラーメンなどは控えましょう。

糖質を含む食品
糖質も体内の脂肪を増加させるため、皮脂が分泌されやすくなります。ケーキなどの甘い物がお好きな人は、量を減らしましょう。

塩分を含む食品
日本人が過剰に摂取しやすい塩分ですが、摂り過ぎると血管の機能を低下させ、頭皮に栄養が行き渡りにくくなります。自炊するときは薄味を心がけ、過剰摂取を予防しましょう。

もちろん上記の栄養は摂らなさすぎると危険なので、適量を意識してください。

2.有酸素運動を取り入れて若ハゲを治そう!

有酸素運動は体全体の代謝を促し、血行も改善されます。すると頭皮の状態も変化し、若ハゲ防止につながるでしょう。なお、運動ならどれでもいいわけではありません。以下のような『息切れが起こらず汗ばむ程度の運動』を意識してください。

  • ウォーキング(できれば早歩き)
  • ジョギング
  • スイミング
  • エアロバイク
  • 踏み台昇降

こうした運動を日常的に行えば、徐々に体質も変わってハゲにくくなるでしょう。

無酸素運動は別?きつい運動は逆効果なのか

有酸素運動の対となる無酸素運動ですが、こちらは負荷が強いため筋肉などは鍛えられるものの、若ハゲ対策の面では微妙なところです。

筋肉が発達した人は男性ホルモンが豊富なように、無酸素運動を続けると若ハゲに影響する男性ホルモンが増えやすくなるため、本格的に取り入れるのは考えものでしょう。

少量の筋トレであれば影響は少ないですが、若ハゲ対策を優先する場合、無酸素運動の優先度は低めです。

3.シャンプーで若ハゲに!?間違った洗い方を見直す

清潔な頭皮は若ハゲ対策に欠かせませんが、皮脂を落とそうとしてつい強くシャンプーしていませんか?とくに男性は強めに洗う人が多く、それが原因で若ハゲになるかもしれません。

若ハゲを防止したいなら、以下のようなシャンプーを心がけてください。

  • 爪は立てず指の腹で洗う
  • シャンプーの回数は1日1回
  • コンディショナーやリンスが残らないように丁寧にすすぐ

1日1回のシャンプーを優しく丁寧に実行すれば、若ハゲも進みにくいでしょう。

育毛向きのシャンプーは本当に効果があるの?

シャンプーと言えば、『育毛シャンプー』の存在が気になりますよね?育毛に向いたシャンプーは下記のような特徴があるため、若ハゲにも効果があります。

  • 頭皮への刺激が少ない
  • 頭皮への刺激が少ない
  • 必要な皮脂まで洗い流さない
  • 育毛に役立つ成分が含まれている

このようになかなか魅力的ですが、普通のシャンプーに比べるとお値段も違ってくるため、費用と相談して選びましょう。

4.ちゃんと寝てる?睡眠時間の確保は若ハゲを治す

若いうちほど睡眠時間を削る傾向が強いですが、それが若ハゲにもつながるのはご存じでしょうか?

人間は睡眠中に体中の代謝を行うため、睡眠時間を削ると正常な代謝が行われず、頭皮も古いままです。頭皮の劣化が続けば髪が育たないため、睡眠不足も若ハゲを加速させるでしょう。

可能であれば8時間は寝るように心がけ、夜の10時には入眠できるようにすると、頭皮の代謝も正常に行われます。

睡眠は質も大事?良質な眠りを迎えるために

ただ単に目を閉じるだけでは、良質な睡眠とは言えません。よって、睡眠時間の確保だけでなく『睡眠の質の向上』も欠かせないため、熟睡できない人は以下の点に気を配りましょう。

  • 寝る前は目への刺激(パソコンやスマホの光など)を控える
  • 適度に運動して心地いい疲労感を与える
  • 自分に合った寝具の用意

朝起きた際にすっきりとした自覚があれば、良質な睡眠ができた証拠です。

5.精神的なストレスでも!?若ハゲ対策はきっちりと行おう

円形脱毛症の例があるように、人間は精神的な要因…いわゆる『ストレス』でもハゲが進行します。若ハゲとてそれは同じなので、ストレス解消にはきちんと時間を割きましょう。

ただ、ストレス解消法は個人差が強く出るため、「これがいい!」とおすすめはできません。ほかの人が楽しいと感じる行為でも「なんでこんなことをしているんだろう…」と本人が思えば意味がありませんので、『自分が楽しいと思えて気持ちが充足する行為』を実行しましょう。

ストレス解消を怠惰な行為と勘違いする人もいますが、現代は精神的な病が増えたように、健全な生活には欠かせないのです。

ハゲている状態がストレスなら一時しのぎも検討しよう

若くして薄毛に悩まされていると、「若ハゲが治らない状態にストレスがたまる…」と考えるかもしれません。その場合、一時しのぎをすることで若ハゲによるストレスが軽減できます。

  • ファッションに帽子を取り入れる
  • カツラを着用する

こうした方法は根本的な解決には至りませんが、他人からは若ハゲだと分かりにくくなるため、気分的には大きく違うでしょう。

6.姿勢も関係ある?肩こりやストレートネックは若ハゲにつながる

最近はパソコンやスマホを使う人が多く、その姿勢ゆえに肩こりやストレートネックを引き起こします。そしてこういった状態は、若ハゲにも影響するのです。

肩こりやストレートネックは血行不良も引き起こすため、頭皮にも血が巡りにくくなります。肩や首は頭に近いため影響は大きく、下記のような対策が望ましいです。

  • パソコンやスマホを使う頻度を減らす
  • 日常的に運動して体をほぐす
  • 肩こりやストレートネックを治す枕などを用いる

姿勢の悪さを自覚しているなら、意図的に体を動かすのがコツですね。

どうしても長時間姿勢を固定する人へ教えたい対策

ゲームなどの娯楽ならまだしも、仕事でパソコンやスマホと長時間向き合う場合、姿勢の固定は避けて通れません。もしも「姿勢を直したいけど、時間がない…」と悩むなら、『時間も場所も取らないストレッチ』を実践しましょう。

  • 両手を合わせての背伸び
  • 首をゆっくりと回す
  • 曲がった足を伸ばす

こうしたストレッチは座ったままでも実践できるため、デスクワークの多い人でも安心です。

7.オシャレも程々に?髪染めを控えて若ハゲを治そう

近年は髪染めもファッションの1つとして広まり、こまめに染め直している人もいるでしょう。しかし髪染めは以下のような問題もあり、若ハゲを治すなら控えたいところです。

  • 脂質など頭皮に必要な成分を奪ってしまう
  • 染料が頭皮に触れると毛穴が詰まって髪が生えにくくなる

もしも髪染めを諦められるなら、若ハゲが改善されるまではお休みしましょう。

どうしても髪染めがやめられない人へ

若いうちはハゲると分かっていても、オシャレを優先したい場面もあります。そんなときは以下の対策を施すことで、髪染めをしつつも若ハゲにも気を配れるでしょう。

  • 髪染めの頻度を減らす
  • 育毛剤や育毛シャンプーでダメージケアを行う

オシャレを楽しむ場合、こういうケアも忘れないでくださいね。

8.禁煙で若ハゲを治そう!たばこが与える影響について

もしも若ハゲに悩みながらもたばこを吸っている人がいたら、できる限り禁煙を心がけましょう。たばこには以下のような影響があり、若ハゲを悪化させやすくなっています。

  • 体内のビタミンを破壊して薄毛を加速させる
  • 血行不良により頭皮に血が巡りにくくなる

たばこは嗜好品として愛用する人も多いですが、若ハゲを直したいなら禁煙してください。

禁煙に極度のストレスを感じる人へのアドバイス

たばこは依存性が強く、急にやめるとストレスがたまってしまい、そのストレスで薄毛が進行しかねません。禁煙に極度のストレスを感じているなら、下記の方法も検討しましょう。

  • いきなりやめず、少しずつ本数を減らしてい
  • 禁煙外来に頼る

禁煙外来に向かうと禁煙の手助けをしてくれるため、より成功しやすくなります。

9.お酒を控えて若ハゲを改善しよう

たばこと同じく嗜好品として人気のお酒ですが、こちらも若ハゲに関係するのを覚えておきましょう。

お酒を飲むと肝臓がアルコールを分解してくれるのですが、その負担により血液の循環効率が悪くなってしまい、頭皮に栄養が行きにくくなります。また、お酒の多くは米や麦が原材料なので糖分を多く含み、お酒をたくさん飲む人は糖分過多となりやすいです。

お酒は適量なら健康的ですが、若ハゲ対策をするなら禁酒も視野に入れてください。

禁酒が難しい人へのアドバイス

禁酒は若ハゲ対策として有効ですが、「1日の数少ない楽しみなのに…」という人も多いでしょう。もしも完全な禁酒が難しいなら、以下のことを参考にしてください。

  • お酒はほろ酔い程度でやめる
  • 脂っこいおつまみは控える
  • 休肝日を必ず守る

『お酒は飲んでも飲まれるな』の格言を胸に刻み、若ハゲを治しつつも適量を楽しみましょう。

ヘアトニックラボ編集部からの一言

若いうちからハゲが進行すると絶望的な気分になり、「結局遺伝には逆らえないのか…」と悲嘆に暮れるかもしれません。しかし、「身内にハゲがいないのに若ハゲになった…」という人もいるように、遺伝だけでは決まらないのです。

結局のところ、若ハゲを治せるかどうかは自分自身にかかっており、諦めないことがフサフサな髪を取り戻します。遺伝はたしかに影響しやすいですが、それで全てが決まるとは限らないので、若ハゲ対策は前向きに行ってください。