女性

自宅でもOK!正しいヘアケアの方法を伝授

自宅でできる女性向けヘアケア方法

風にサラッとなびいて艶がある髪。誰もがあこがれますよね。そんな髪に近づくためには正しいヘアケアの仕方を知り、実践することが不可欠です。ここでは、正しいヘアケアの仕方を様々な角度からお伝えしていきます!

そのヘアケアは間違ってない?正しいヘアケアの方法

意外と知らなかったブラッシングの方法・効果

髪のお手入れはまずブラッシングから始まります。ブラッシングをすることによって髪の毛についたゴミやほこりなどの汚れを落とし、頭皮の汚れや油脂を浮き立たせ、頭皮の血行を促進してくれる効果があります。シャンプーの前にもブラッシングをすると更に良いです。頭頂部から毛先まで一気にすべらすのではなく、絡まりがないかを確認しながら少しずつ動かしていきます。髪の毛が引っ張られることで、抜けるのを防ぐためです。

ブラシは、馬の毛や豚の毛、猪の毛など特に動物の、目の粗いものを使いましょう。プラスチックやナイロン製では静電気を起こしやすく髪をいためる原因にもなります。とかすだけで髪の毛が普段よりサラサラとなります。ほどよいブラッシングで頭皮のマッサージ効果もでます。

「髪の毛を洗う」はNG!?正しいシャンプーの方法とは

ヘアケアの基本はシャンプーです。それなら簡単だと思いがちですが、ただ洗うだけでは効果は半減してしまいます。髪の毛を洗うと言うより地肌を洗うことが肝心です。

まず、ぬるま湯で髪と地肌全体を濡らして皮脂を浮かせてから、液を手に取り泡立ててからシャンプーをします。泡立ててからだと、配合成分の刺激が直接髪につかずに済みます。髪の毛をこすりあわせるようにゴシゴシするのではなく、頭皮をマッサージする感覚で指をくるくる動かしていくだけで、髪の毛の汚れは落ちます。

爪を立てて洗うのではなく、指の腹を使って刺激を与えないように、慎重に洗うようにしましょう。爪を使って洗ってしまうと、頭皮に刺激を与えることになってしまい、肌荒れの原因となってしまったり、炎症を起こしたり、といったことになってしまうのです。髪の正しい洗い方を実践するためには、爪で傷つけないように、必ず指の腹を使って洗うようにしましょう。

すすぎは丁寧に行いましょう。シャンプーより時間を掛けたいのが、洗い流す時間です。泡が残っていると、地肌にも髪の毛にも良くありません。

トリートメントは地肌へ塗るのはダメ!?

シャンプーの後は、トリートメントやリンスやオリーブオイルなどで、コーティングをすると髪の内部に栄養分が浸透します。潤いを与えるよう、毛先までしっかりと揉みます。潤いを閉じ込める役割のトリートメントと合わせて使うのも効果的です。
コンディショナーやパックトリートメントは地肌に塗ってしまうと毛穴が詰まってしまうので、髪の毛や毛先に使うようにしましょう。

髪の毛にダメージを与えない乾かし方

そして濡れた髪を乾かすには、タオルでゴシゴシとこするのではなく、押さえるようにして水分を吸い取る感じでふき取ります。髪は高温に弱いので、ドライヤーをかけるときは20センチ以上離して、髪の毛を温め過ぎないように注意が必要と言えます。

同じ箇所に当て過ぎると髪の毛にダメージになりますので、手で髪の毛の温度を感じながら熱し過ぎないように注意しましょう。

髪の毛の流れの通りに手グシで根元からしっかりと乾かします。そしてある程度乾いたら、最後に冷風を当てることでキューティクルが締まり、艶がでます。
また、髪のパサつきを防ぐことも大切です。静電気は乾燥しているから起きるのですからその状態で髪をとかさないことです。その対処方法として、ヘアオイルを使うのも良いことです。

このように、日々のケアをきちんと行う事によって綺麗な髪の毛へと生まれ変わらせる事ができます。

自分に合ったシャンプーを選ぶ方法を教えて!

美髪を目指す女性はトリートメントやヘアエッセンスを取り入れてケアを行っているという方がほとんどだと思いますが、それだけでは十分なケアとは言えません。美髪の秘訣は毎日のシャンプーにあるのです。
トリートメントやヘアエッセンスにはお金をかけて高価な物を購入しても、シャンプーは安い物を使っているという方は少なくないでしょう。

髪の毛を洗う目的は、髪と頭皮に付着した汚れや皮脂を取り除くことです。だからと言って値段の安い物を使っていたのでは、髪本来の美しさが失われてしまいます。
髪の表面には髪を保護する細胞が備わっていますが、安価な物を使い続けていると髪を洗う度にダメージを与えてしまうのです。トリートメントにお金をかけるのもいいですが、その前にシャンプーを工夫することが美髪を作る秘訣です。

高い物と安い物にはどのような違いがあるのかチェックしてみましょう。値段の高い物にはそれなりに良い成分が配合されているということを念頭に置くと買いやすくなります。

商品の良し悪しを判断するのは洗浄成分をはじめ、保湿効果や血行促進効果、さらに使用感が挙げられます。洗浄成分は汚れを落とす必要がありますが、ただ洗うだけでは固形石鹸でも構わないことになります。

髪の潤いを守り必要な皮脂まで落とさない、髪と頭皮に優しい洗浄成分でなければなりません。アミノ酸系は天然成分で作られているので、余計な刺激を与えずに頭皮トラブルを予防する効果もあります。

洗浄力を判断する際に泡立ちの良い物を選びたくなりますが、選択する基準は泡立ちの良さだけではないのです。洗った後に髪がパサつかずに頭皮の潤いが失われないタイプがいいでしょう。
値段が高過ぎるとコスパが悪いですから、続けやすい値段で選ぶことをおすすめします。

CHECK!

自宅でもできる!髪が傷まない方法とは?

髪の毛は日々色々なストレスを受けています。傷まない方法としてまず最初に覚えておかなければならないのが、濡れたまま寝ないようにすることです。濡れたまま寝てしまうと、まくらなどとの摩擦によりキューティクルが剥がれてしまいます。

キューティクルが剥がれると内側の水分が失われ、パサついたり、切れ毛や枝毛が多くなったりしてしまいます。きちんと乾かすことで水分を内側に閉じ込めて、キューティクルを良い状態に保つことができますので、必ず寝る前には乾かさなければなりません。

髪の毛は紫外線によっても傷みます。傷まない方法としては、紫外線対策を行う必要があります。日傘をさしたり、帽子をかぶったりして、直射日光に当たらないようにします。紫外線は髪の毛だけでなく、頭皮にも大きな影響を与えます。毛母細胞の働きを弱らせて、健康な髪の毛が作られなくなってしまいます。

また、メラニンを生成する細胞が壊れてしまいますので、白髪の原因にもなります。白髪で悩んでいる人は、その原因が紫外線にあるかもしれないということを知っておくと便利です。髪の毛は日々のお手入れで蘇ります。潤い効果のあるヘアパックをすると、キューティクルの補修を行うことができます。

目指せ美髪!食べ物でヘアケアする方法

美しい髪、略して「美髪」を作るには、ただ単にヘアケアだけやっていても効果を実感しないでしょう。髪を作るには必要な成分や、栄養素というものがあります。しっかりと有効成分を摂らなければ、いくら外側からケアしたとしても美髪になる事は難しいのです。

タンパク質は髪を作るモト

まず美髪を作る為に必要不可欠なのが、「タンパク質」です。髪を作る際の原料となるタンパク質が不足してしまうと、健康な髪は作れません。ダイエットをしていると、どうしてもタンパク質不足に陥りがちです。すると、髪が抜けやすくなったり、パサついたりしてしまいます。 ですので、ダイエット中であってもタンパク質は、しっかり補いましょう。脂肪分が気になるという場合は、鶏のささみや胸肉といった高タンパク・低脂肪の食べ物がお勧めです。

タンパク質を髪に変える亜鉛も重要

また、髪はタンパク質だけ摂っていても、生える事はありません。食事で摂ったタンパク質を髪へと変える、成分が無ければ髪になる事は無いのです。タンパク質を髪へと変えてくれるのは、「亜鉛」という成分と言われています。 亜鉛はカキやレバー、チーズなどに含まれる成分です。食べ物から補える亜鉛ですが、日常生活の食事からでは十分な量を摂取する事は難しい為、美髪の為にサプリメントの活用がお勧めとなっています。

ビタミンでより美しい髪へ

そして、ビタミン類も欠かせない成分です。ビタミン類がある事で亜鉛の働きも活発になり、より美しい髪を育てやすくなります。ビタミン類の中でも特に摂取したいのが、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCといった成分です。
ビタミンB2は皮膚を新しく作り替える働きがあるので、頭皮環境を整える効果が期待できます。ビタミンB6は亜鉛の働きを助け、タンパク質がアミノ酸に変化し髪の材料となる効果をアップします。ビタミンCは髪を強くしたり、頭皮の血行を促したりすると言われている成分です。

これらのビタミン類も食べ物から、補う事が可能となっています。健康でツヤのある美しい髪を育てる為、毎日の食事にも気を付けてみましょう。

ヘアトニックラボ編集部からの一言


自宅でも可能な正しいヘアケアを実践して美髪を目指そう

ヘアケアと言うと、ヘアサロンでトリートメントしてもらうとか、ヘッドスパを受けるなど特別なことをしなければならない!と思っていませんでしたか?この記事を読んで分かるとおり、自分で、自宅でできることもたくさんあるのです。簡単におさらいしていきましょう。

  • ブラッシングは、実践することで汚れを落としたり頭皮の血行を良くしたりといいことづくめ
  • シャンプーは髪の毛と言うより地肌を洗う。トリートメントは地肌ではなく髪の毛につける
  • 押さえるようにしてタオルドライ→20センチ以上離してドライヤーで完全に乾かす
  • トリートメントよりもむしろ良いシャンプーを選ぶことが美髪につながる
  • 髪の毛が濡れたまま寝ない
  • 帽子をかぶるなどして紫外線対策を!
  • 食べ物でタンパク質・亜鉛・ビタミンを進んで摂取することが大切

どれも簡単に取り入れられる方法です。これらの方法を一つでも多く実践して、美しい髪を手に入れましょう!